忘れながら生きてる

観劇や読書の備忘録。基本ネタバレ全開。敬称略でごめんね。

イキウメ『プランクトンの踊り場』

プランクトンの踊り場
久々に赤坂赤劇場行ってまいりました。
やっぱここのがいいなぁ。


↓以下ネタバレ(結構ネタバレ)


つい先日、紙垂をネットで作り方調べて作ったばかりだったので
初っぱなから笑えましたw


今回は本当に「冷たいって言ったから」まで、何がどうなっているのかわからず
いやぁワクワクさそていただきました。
やっぱりイキウメのホンはすごいと思う。隙がない。
イキウメの演技はある種独特のテンポと世界観があって
それがホンを引き立てているとは毎回思っていたけれども
今回はそれとはまた別に、舞台で芝居として観る意味というものを見つけた感じです。
というのも、観ながら何度か
「散歩する侵略者も舞台で観たかったなぁ」と思ったので。
結局、小説では読み手の想像力の範疇を出ないのよね。
小説<芝居という意味ではなくて、役者は想像を超えたリアルを提供できるという話。


常々思ってますが、やっぱり安井順平はすごい役者だ。(大好き


人間の分裂→プランクトンの踊り場。と気付いた時はウワワワワァァァァとなったよw
チラシも入手してなくて宣伝葉書のみだったからなぁ。


今回の舞台美術は面白かったな~。ぐるぐる。
客入れ中の、少しだけ開いて光が差し込む感じが美しかったです。
そうそう、イキウメの照明大好きなんだけど松本大介さんだったんだね~。
大介さんがイキウメの照明やってる人という認識はあったのですが
イキウメの照明さんが大介さんという認識はなかった!(微妙なニュアンス


"三人目"は緒方さんだったのかしら。と、カテコを見て思ったり。
ゆかりちゃんが可愛かったです。ああいう子好きです。