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忘れながら生きてる

観劇や読書の備忘録。基本ネタバレ全開。敬称略でごめんね。

壱組印『小林秀雄先生来る』

本当に、きた。


↓以下ネタバレ


半分以上大谷さんの講演会だったような印象。笑
しかし本当にすごかったですね。降り立ってたというのは間違いじゃない。
小林秀雄という人間の講演会…もとい"雑談"を聞いてしまいました。


始まってすぐ、また津軽弁かよ!*1と思ったのは内緒。笑
方言使う芝居は大好きなので全然構わないですがね。
耳で楽しいし、やっぱり演劇が非日常の疑似体験的な要素を持つなら
まず言語から違った方がわかりやすく距離があっていいんですよね。
しかも今回はネイティブがいるわけですし。笑


今日はなんとギリギリでチケットお願いしたのにB列!
え、いいのー!?と思ってたんですが
始まってみたらA列との段差ないから思いのほか観辛いんですね。
でも役者さんのお顔はバッチリ拝見できて嬉しかったです。
草野さん色白さんだなぁとしみじみ。雪国の方だからかしらん。
さとうこうじさんは可愛い。笑
雑魚寝のシーンでむにゃむにゃ言ってたのがえらくツボでした。
レナたんだったら「お持ち帰りぃぃぃ!」ってなってたレベル。笑
藤崎卓也さんはまたいい味出してるんですよねこの人は。
水内さんも加えた四人の乱闘シーンは楽しかったです。
そして伴さん!あれはズルい!!笑
なんともまぁ見事なフィリピーナでしたよ。ズルい。ズルい。笑
ああいうのって稽古期間中は普通の言葉も
カタコトになっちゃったりしないのかなぁとか思いますw
メイクバッチバチないかにもなフィリピーナでしたが
故郷の家族を想い小林先生に弱さを見せるシーンでは
"女性"ではなく"母親"になっていて、キュンとしました。
そして小林秀雄先生・大谷亮介さん。
当たり前ちゃ当たり前ですが、白髪だと一気に老けますね。笑
地毛なのか染めてるのかカツラなのかが気になりましたw
講演シーンは本当にすごかったなぁ。というか普通に講演だった。
聞き入っちゃったもん。シアターTOPSがカフカ浦公民館になった瞬間でした。


そういえばパンフ…もとい「津軽大學100号」読んで気づいたんですが
この物語、ずいぶん時代設定は最近なんですね。そりゃYMOを歌うわけだ。笑
恥ずかしながら実は私、小林秀雄という人物を知らなかったんですよ。
(そして調べもせずに観たわけですが)
大谷さんに乗り移った"小林先生"の講演、本当に面白かったな。
"考える"という言葉は"向かう"や"交う"といった言葉から来ているという話、
"学問の方法"についての話。真っ直ぐ聞き入っちゃいました。
これで講演CD衝動買いする余裕があったらよかったんですがね。
カツカツなのでいつか探してみる予定です。


今は小林秀雄先生の講演シーンばっかりが印象強いですが
そこに絡むフィリピーナ・マノンと彼女をめぐる四人の男性がいて
この「小林秀雄先生来る」という芝居になるわけで。
彼女が登場する意味、四人の文学青年の友情のあり方なんかも
ちょっと色々と考えていきたいなーなんて思ってます。
何故舞台が青森だったのか、何故小林先生はやってきたのか…とかその辺。
というか25歳の役をやってたけどみんないい年なんだよなぁ。すごいよなぁ。笑

*1:つい先日「人間合格」の戯曲を読んだので